しかし日本の無修正動画規制は、きっとこれからも変わらないでしょう。どんなに意味がなく、不合理であっても、お上の決めたことには逆らわない。それが日本人の国民性だと言えるのではないでしょうか。大昔から日本はそのようにして、お上に従いながらやって来ました。
しかし日本人はそのようなお上の規制を逆手にとって、それを「文化」として発展させることが、できると言えるかもしれません。
典型なのが風俗産業です。風俗産業において、ソープ以外では、本番は禁止されています。しかしお客の誰でもがしたい本番が禁止されたからこそ、それでもお客を満足させようとして、ヘルスや性感、イメクラなどなどの、種々様々な性風俗が発展したといわれています。
日本の風俗産業の充実は、世界でも例がなく、海外から多くの風俗産業関係者が、日本に視察に来るほどだといいます。日本人は、規制に反発するのでなく、規制を自らの制約と受け止め、それを乗り越えようとすることに、生きがいを感じる朱類の民族なのでしょう。
規制から自由になった無修正動画は、現在過激化の一途をたどっています。しかしただ過激なものは、すぐに飽きられるでしょう。アダルト動画の未来も、実は規制された状況の中にこそ、見えてくるものなのかもしれません。
参考サイト:無修正DVD
もちろん過去に、無修正動画の規制に対し、抗議行動を行った人がいなかったわけではありません。古くはポルノ映画についての「映倫の自主規制」に、抗議を行った映画監督もありました。彼は海外で無修正の映画を撮影しました。それが日本に逆輸入され、公開される時には、修正がかけられるという皮肉な結果となりました。
しかし無修正動画規制の抗議行動が、大きな広がりを持つことはありませんでした。映画監督の抗議も、後に続く人は誰もいず、そのうちうやむやになってしまいました。
本来男女の性器は、誰でもが持っているものです。また性交も、誰でもが行うものです。児童ポルノなど違法なものが規制されるのは当然としても、成人に対して、健全な無修正動画を販売・公開してはいけないとすることに、明確な理由があるとは思えません。
現在オランダなどの国においては、これまで規制していた無修正動画の、規制を撤廃する方向に動いています。規制するから、かえって地下に潜り、暴力団の資金源となったり、違法な作品が製作されることになる。オープンにしてしまったほうが、むしろ問題が起こらないという考えです。他の多くの国も、その方向に動こうとしています。
参考サイト:無修正DVD
無修正動画のフロンティアたちの手によって、海外から日本国内に、インターネットを通じて、無修正動画がいくらでも流入してくるようになりました。この流れはもう、押し留めることはできません。アメリカにある無修正動画の配信業者は、アメリカの法律に則り、完全に合法なビジネスを行なっています。もう「裏ビデオ」などと言われる筋合いは、全くないものとなりました。
こうなってくると本来は、日本国内で裏ビデオを規制することに、何の意味もないことになります。もういっそのこと、日本でも無修正動画の規制を撤廃してしまうことが合理的でしょう。
海外の配信サイトから無修正動画をダウンロードすれば、1本あたり100円以下の価格です。ところが日本国内では、修正されたアダルトビデオが数千円で販売されています。レンタルビデオでも200円程度でしょう。まさに知らないものがバカを見ている状況です。
しかし警察当局が、裏ビデオ弾圧の姿勢を変えることはないでしょう。また無修正動画を許可するよう、法律が改正されることもないでしょう。何故なら日本人は誰も、そのことに抗議を行わないからです。無修正動画を解禁せよ、というデモが行われるなどのことも、これまでもありませんでしたし、今後もないでしょう。
参考サイト:無修正DVD
しかし日陰の存在であるはずの無修正動画、裏ビデオが、表の世界に登場してくるようになることを、警察当局が傍観するはずがありませんでした。昭和天皇が崩御され、世の中が自粛ブームに包まれたそのタイミングを狙い、警察当局は裏ビデオ業者の大量摘発に乗り出しました。多くの裏ビデオ業者が摘発され、廃業に追い込まれ、裏ビデオ業界は壊滅的な打撃を受けることとなりました。
しかしちょうどその頃、時を同じくして、インターネットが誕生したのです。当時のインターネットはまだ非力で、パソコンの性能から見ても、まだ大量の動画を配信することが自由にできる状態ではありませんでした。
しかし裏ビデオ界のフロンティア達は、それを見逃しませんでした。
日本で裏ビデオを販売するから、法律に違反し、摘発されることになる。しかしアメリカなど海外の、無修正動画が許可されている国で、インターネットを使って裏ビデオを配信すれば、法律に違反することは一切なく、裏ビデオを販売できるじゃないか…。
それから20年、アメリカなどにサーバーをもつ無修正動画の配信サイトは多数にのぼり、そこから日本人も自由に、無修正動画をダウンロードできるようになりました。今や無修正動画は、法律の規制から完全に自由になったのです。
参考サイト:無修正DVD
日本でも無修正動画が、いくらでも見ることのできる時代となってしまいました。
無修正動画の販売について、古くは「ブルーフィルム」、そして「裏ビデオ」の時代から、販売業者とそれを摘発する警察当局との間で、攻防が繰り返されてきました。
日本国内では、局部が映り込んだ無修正の動画を販売することは禁止されています。しかし多くの男性が、女性の局部を見たいと思うのは当然のこと。警察がどんなに規制を強化しようとも、無修正動画の販売業者がなくなることはありません。
1980年代、ビデオデッキが開発されるとすぐに、裏ビデオが登場することとなりました。「洗濯屋ケンちゃん」は初期の名作です。ビデオデッキの販売メーカーが、ビデオデッキの販売促進のため、裏ビデオをおまけに付けたというのは有名な話です。
その後裏ビデオは、どんどんメジャーな存在になっていきます。ドリフなどの芸能人が、番組で裏ビデオを話題にするようにもなりました。裏ビデオを解説する雑誌もあらわれ、「裏ビデオ評論家」なるものも現れるようになりました。
裏ビデオの業者はどんどん増え、作品も名作が多数、製作されるようになっていきます。裏ビデオは隆盛を誇るようになったわけですが…。
参考サイト:裏ビデオ